面白くなったものは見なかったことに
森博嗣氏がどこかの文章で「面白くなかった作品は見なかったことにする」とかいうようなことを言っていた気がする。例えば読んだ本が面白くなったから読まなかったことにして批判も言わない。これは以下のようなことではないかと思う。
- 面白くなかった作品は忘れた方が精神的に良い
- 面白くなかった作品を選択した自分がそもそも間違い
- 作品の価値は個人的なもの、他人の参考にはならないので言っても無駄
- ほとんどの批判は、プロの作者なら既に認識しているので言っても無駄
- 批判自体が作品レベルに達しているようなものは別だけど
だから面白くなかった作品は書かないことにしている。
風邪
久々に本格的な風邪を引いてしまった。普段は初期段階で直しちゃうんだけど、今回は体調が悪かったり急に寒くなったりと悪条件が重なって間に合わなかった模様。熱はそれほど苦痛じゃないんだけど、やたら喉が痛かったり体のあちこちが痛かったりして、久々に風邪の辛さを思い出す。
以下の方法で何とか回復。私はいつもこの方法で風邪を治していて、初期段階なら1日で治るのだけど、今回は2日ぐらいかかったかな。個人的な経験則なので、他の人にも通用するかは分からないけど。もちろんこれで治らない病気なら医者に行くけどね。
- 布団に入って体を温め大量の汗をかく
- 体温を高めることが風邪のウイルスを弱める?
- 風邪が長引くと体力が落ちて辛くなるので、早めに実行
- 大量の汗をかくので水分補給する
- 脱水症状になってしまうので無理してでも飲む
- 風邪のつもりが脱水症状というのは結構ありがち
- 市販の薬は飲まない
- 解熱剤が入ってることが多いので汗をかくには不向き
風邪から回復した後は、普段の体調がかなり快適な状態であることを実感。普段は忘れちゃうけどね。
レモニー・スニケットの世にも不幸せな物語
「レモニー・スニケットの世にも不幸せな物語」が絵的に気になってたのと、休日に中途半端な時間が空いたので、映画館まで行ってきた。
映画としてはお話よりも絵を楽しむタイプかな。個人的には途中からストーリーはどうでもよくなってしまった。後は主役の3姉妹弟と美術・衣装面を観てました。 それと最後のエンドロールが切り絵の紙芝居みたいな不思議なイメージになってて、これも良かったかな。これだけで別作品になるんじゃないかと思うぐらい。その分ちょっと長いエンドロールだったけど、2作品が続けて上映されてると思って観た方がいいかも。
何か一点でも観るべき部分があれば映画は成立するって言うけど、そういう感じの映画だったかな〜。万人受けはしないと思うので、そのあたりは要注意ってことで。
初めてのPython 第2版
- 作者: マークルッツ,デイビッドアスカー,Mark Lutz,David Ascher,夏目大
- 出版社/メーカー: オライリージャパン
- 発売日: 2004/11
- メディア: 単行本
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「初めてのPython 第2版」を読了。O'REILLY の Learning シリーズは中身が中途半端なのが多くてあまり好きじゃないんだけど、この本は中身が濃くてなかなか面白かった。
Python 関係のイロハを再確認できたのが良かったかな。あと Python と Perl の違いを意識しながら読むことで、Perl の再確認にもなったのが面白かったかも。外国語を勉強することが日本語の勉強にもなるようなものか。
ちなみにこの本の帯をよく見ると、ネズミがヘビを前にして冷や汗かいてたりする。amazon のサイトまで移動して「イメージを拡大」を選ぶと分かるかも。わざわざ帯付きの表紙が掲載されてるのはそのせいなのか?
エプソン品川アクアスタジアム
http://www.princehotels.co.jp/shinagawa/aquastadium/information/index.html
新しくできたエプソン品川アクアスタジアムに行ってみた。水族館は結構好きだったりする。場所は品川プリンスシネマの隣で、色々と遊べる娯楽施設になってる模様。
とりあえず水槽の写真。こういう人工的な美しさを楽しむ場所が水族館なんだなと思う。
水槽の展示は思ってたより小さめで、イルカがいるスタジアム風の円形プールの方がメインの展示みたい。イルカは定期的にショーをやってて最後の回を鑑賞できた。それなりに楽しかったけど、イルカが住むにはちょっとプールが狭いかも…とか思ったり。でもショーの後にイルカと飼育係の人と仲良くしてるのをみてると、それはそれで楽しそうに見えてくる。
次はしながわ水族館にでも行ってみるかな。
反対とイノベーション
こうして考えてみると、イノベーションというのは未知の領域に踏み込むからこそイノベーションであり、人というのは生まれながらにして変化を拒む生き物ですから、その革新性というのはすべての人が受け入れられるはずはありません。ゆえに、それが形になる以前の反対票の数がその成功度合いの指標になり得るというのはなんだか納得のいく話のような気がしてきます。
反対の中からイノベーションが生まれるとは必ずしも限らない、というのもまた事実かも。成功例の裏には大量の失敗例が隠れているものであり、成功例だけを参考にして指標にするのはどうかなと思う。
個人的に感じるのは、成功例の裏には成功を確信している人が必ずいるということ。そして、そういった先見の明のある人がイノベーションを生み出していくのではないかと思う。
Perl と Python のドキュメントサイト
Perl のドキュメントサイトである perldoc.perl.org がリニューアルしたようで。以前より見栄えはよくなってるけど、中身は perldoc コマンドで読めるものと同じなので、結局コマンドラインから perldoc コマンドで調べた方が検索できるし早いかも。
http://www.python.org/doc/
http://www.python.jp/Zope/links/python_documents (翻訳版)
そういう意味じゃ Python のドキュメントサイトは使いやすいし、中身もかなり充実している。Python 関係の本を買わなくても、ここを読めば何とかなるぐらい。
いずれにしても感じるのは、欧米の人たちのドキュメントを書く能力の高さ。特にコンピュータ関係は海外物の方が圧倒的に中身が素晴らしい。理系にも文章能力が必要だということか。