ハウルの動く城
宮崎駿監督の新作を公開90日を超えてやっと鑑賞。さすがに観客も少なくなってて映画館も快適。
映画は意外なほど面白かった。これって冒険譚じゃなくてラブストーリーだったのね。お話的に説明不足気味なのが残念だけど、一応論理立てて考えると最低限のことは分かるようになってたので、分からなかった部分はその場では考えない方が楽しめそう。この監督にしては珍しいタイプの映画かも。声に対する不評も聞いていたけど、個人的にはすぐに気にならなくなったので問題なし。最初に感じる違和感はキャラクターの内面を表す演出と思えばいいし。後はもうイメージの奔流という感じで、見てるだけでただ楽しかった。やっぱりこの監督はヨーロッパの世界観が似合うと思う。魔法使いが出てくるのも個人的にポイントが高い。
ちなみに、ちょっと聞いた話では監督が奥さんのために作った作品とか? そういう観点で見るとまた楽しいかも。
