退屈しのぎ

シニカルな日本のインターネット - 佐々木俊尚の「ITジャーナル」

 高度に文化が発達した日本。その国のインターネットで繰り返される知的遊戯。それはわれわれ日本人が、「終わりなき退屈な日常」を過ごすために生み出した文化なのだろうか?

この「終わりなき退屈な日常」っていう感覚はわかる気がする。特に働くようになってからは生活する上で困ることは殆どないし、欲しい物はほぼ手に入る。そして退屈な日常だけが残る。

http://takekuma.cocolog-nifty.com/blog/2005/01/post_15.html

これとか読むと、そういった感覚は既に70年代からあるようで(世代的には 1960 年以降に生まれた人になるのかな)、そのころの人はサブカルに走ったわけだけど、今となってはサブカルも娯楽の一部だしね。

既に毎日はただの「退屈しのぎ」でしかなくて、遊びでも仕事でも何でもいいから何かに熱中していたいんだと思う。そして最大の問題は飽きてしまうことだ。

贅沢な話だとも思うけどね。